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Nani Cole

物流をリアルタイムで追跡する独自QRコード「SmartBarcode」

Nani Cole(ナニコレ)とは
Startup [N]の番組内で、毎週1組に自社の商品・サービスの紹介から、企画やイベントなどの告知をしてもらう情報コーナーです。
今月から毎月1回、「NAGOYA STARTUP NOW」と題して、名古屋市がいまイチオシの優れたスタートアップ企業の方にご出演いただき、その魅力をPRしていただきます。

2021年7月10日放送Nani Coleゲスト
マーティン・ロバーツさん(株式会社LOZI CEO)

 7月10日放送の情報コーナー「ナニコレ ― NAGOYA STARTUP NOW」のゲストは、株式会社LOZI(ロジ)CEOのマーティン・ロバーツさんが登場。そのマーティンさんが今回PRしてくれたのは、物流を途切れることなくリアルタイムで追跡できる「SmartBarcode(スマートバーコード)」です。

 現在、複数の物流会社による共同配送が増加するなか、物流会社間のシステム統合は難しく、顧客に商品やサービスが到達する最後の接点を指すキーワード「ラストマイル」のところで追跡が途切れるなどの課題を抱えています。その課題を解決するのが、マーティンさんがQRコードをベースに独自開発した物流管理システム「SmartBarcode」です。

 この「SmartBarcode」のQRコードを使用すると、荷物に貼られた1つのQRコードで、読み取る人や場所、時間に応じてさまざまなデーターにアクセスすることが可能です。荷物を配送する物流側はもちろん、荷物を受け取る側も、リアルタイムで荷物の所在を把握することができます。

 番組の中でマーティンさんは、「モノの動き」を見える化することがリアルタイムで行え、その情報を荷物の差出人、物流会社、受取人の間で共有できる仕組みであることを説明しました。まさに、「SmartBarcode」は、物流業界の課題を解決するDXだと言えますね。

 また、番組では物流業界が直面している2つの問題についても触れました。1つ目は「宅配クライシス」と呼ばれる問題で、オンラインショッピングが拡大する中、受取人の不在などによる非効率な配送状況が問題視されています。第2の問題はドライバーの高齢化です。物流量の増加に対し、それを配送するドライバーの減少による業務過多などが深刻だといいます。

「SmartBarcode」が提供するQRコードの活用が増えれば、配送の効率化やスピードアップが図れ、配送状況の可視化により不在宅配の減少などにもつながります。これら問題の解決を含め、現在の食品デリバリーに代わる新しい物流システムとして、市民配達員と荷主をつなぐ宅配サービスの実現にもマーティンさんは意欲を示しました。

 詳しくは、以下の番組メイキング動画をご覧ください。また、「SmartBarcode」について詳しく知りたい方は下記のウェブサイトをご確認ください。

●SmartBarcode www.lozi.jp/smartbarcode