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Nani Cole

電気自動車の社会実装を推進するシステムインテグレーションメーカー「AZAPA」

Nani Cole(ナニコレ)とは
Startup [N]の番組内で、毎週1組に自社の商品・サービスの紹介から、企画やイベントなどの告知をしてもらう情報コーナーです。
番組では毎月1回「NAGOYA STARTUP NOW」と題して、名古屋市がいまイチオシの優れたスタートアップ企業にご出演いただき、その魅力をPRしていただきます。

2021年12月4日放送Nani Coleゲスト
近藤康弘さん(AZAPA株式会社 代表取締役社長 CEO/CTO)

 12月4日放送の情報コーナー「ナニコレ/NAGOYA STARTUP NOW」には、AZAPA株式会社で代表取締役社長 CEO/CTOを務める近藤康弘さんが出演。国内唯一のシステムインテグレーションメーカーとして、自動車の役割やシステムを再構築し、電気自動車(EV)の社会実装を推進しています。

近藤さんコメント
 私は長年にわたり自動車エンジンの設計を経験してきました。2008年、39歳で創業したAZAPA株式会社では、「TIER0.5」というOEMとサプライヤーを繋ぐ仕事を手がけています。自動車メーカーの国内唯一のシステムインテグレーションメーカーとして、自動車の先行開発や設計分野で新しいクルマづくりを行ってきました。その中で、ビジネスモデルとテクノロジーをアップデートするため、未来に必要なシステムについてバックキャスト手法を用いて再編成・再構築することに取り組んでいます。現在、エネルギーとモビリティをシステムインテグレーションして、社会に実装できるEVを自動車メーカーとともに造っている最中です。

 たとえば、「脱炭素」というキーワードが非常に加速しているなか、エネルギーを中心に自動車に求められる役割や機能も変化しており、システム全体を再構築する必要性が高まっています。私たちは、マス層に向けてより早く、1台でも多くEVが社会実装できることが重要だと捉え、あらゆる固定概念や制約を外し、エネルギーにコストを付けまわすような新しいビジネスモデルも提供していきたいと考えています。

「サスティナブル」という言葉には様々な解釈がありますが、私たちは環境と経済の循環性を両方とも高めなければいけないと考えています。それも、同時的で継続するという定義の上です。現在の経済状況は停滞気味で踊場に立っていると感じています。また、新型コロナウイルス感染症の状況下も含めて見直さなければいけないという時期に直面していると思っています。そのため、EVだけではなく、社会システム全体をアップデートするために、エネルギーとモビリティを融合することで、自由度や挑戦ができる環境を整えることが必要だと考えます。これらの環境も含め、弊社がリードできる存在になることが、私たちが想い描く世界像です。

 AZAPAでは、明日の子供たちに選択肢を残す、また増やすことを目指し、複雑な社会を紐解いて、すべてを繋ぎ合わせて社会のアップデートに努めています。EVコンバージョン事業においては、離島におけるEVファブレスを設立するとともに、修理工場をアップデートして、修理だけではなくエネルギー領域の仕事の提供もはじめます。先日、中日本自動車短期大学との産学連携の取り組みも開始したところです。ぜひ応援を期待しています。

 詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。また、番組メイキング動画もぜひご視聴ください。

●AZAPA株式会社 azapa.co.jp