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Nani Cole

前代未聞のミルクキャンディ「女王のミルク」誕生ストーリー

Nani Cole(ナニコレ)とは
Startup [N]の番組内で、毎週1組に自社商品のPRから企画やイベントなどを告知してもらう情報コーナーです。

2021年11月13日放送Nani Coleゲスト
原智彦さん(春日井製菓販売株式会社 マーケティング部・部長)

 11月13日放送の情報コーナー「ナニコレ」は、春日井製菓販売株式会社でマーケティング部の部長を務める原智彦さんが出演。夢を諦めなかったからこそ完成できた、前代未聞のミルクキャンディ「女王のミルク」の誕生ストーリーを紹介しました。

原さんコメント
 通常、キャンディの原材料表示の成分表は配合量が多い順に記載するというルールがあります。春日井製菓が1984年に発売して大ヒットを記録した「ミルクの国」というミルクキャンディがありますが、こちらの成分表記の最初の材料名は「水飴」です。他社製品も砂糖や水飴がほとんどですが、今回紹介する「女王のミルク」は、成分表の最初に「生クリーム」と記載されています。「ミルクの国」に比べて生クリームの量が11倍という配合量のため、既存の工場の製法では瞬く間に生クリームが焦げてしまいます。それくらい生クリームは取り扱いが難しい素材だといえます。通常は2回程度の失敗で終わる工場生産テストを22回も重ねました。大きな鍋の中に潜るようにして、内側を覆う硬く黒い焦げを削り落とす重労働を行わないと次のテストができないため、他の製品ラインを止めて試作するということもあり、失敗を繰り返せば、繰り返すほど不安と不満が高まりました。それでも諦めずに試行錯誤を重ねた結果、焦げのない真っ白な一粒が完成しました。

 開発を諦めなかった理由は、開発担当の心意気です。昭和の時代の大先輩たちが作り出した「ミルクの国」や「花のくちづけ」を自分たちが超えてみせる! という強い想いを持ち続けたことが要因だったと思います。

「たった一度でいいから、思い通りの原料を使い、思い通りの味で、おいしさに驚く商品を作りたい!」そんな開発者の切なる思いをキャンペーンにしたのが、「#たった一度でいいから」です。誰かの胸に秘めていた夢を叶える応援をしよう、とツイッターで夢を募ったら、10万を超える動画再生と1,400の夢が集まりました。その中から5組の夢を選び抜き、その一つ目が早くも実現して、すばらしいレポート動画が生まれたので知っていただけたら嬉しいです。

 この9月に発売されたばかりの「女王のミルク」について詳しく知りたい方は以下ウェブサイトをご覧ください。また、収録動画も併せてご視聴ください。

●女王のミルク kasugai.co.jp/queensmilk
●#たった一度でいいから campaign