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Need to know

高校生が取り組むブランド鶏「岡崎おうはん」プロジェクトに注目!

粟生万琴のNeed to know
番組ナビゲーター粟生万琴が、いま知っておきたい旬の話題をピックアップして紹介するコーナーです。

2022年3月19日放送Need to knowゲスト
稲葉麻耶菜さん(愛知県立安城農林高等学校 エグプロ研修班)

西三河の名産鶏「岡崎おうはん」とその卵を使った「岡崎おうはんプリン」

3月19日放送の「粟生万琴のNeed to know」には、愛知県立安城農林高等学校(安城農林高校)で西三河の名産鶏「岡崎おうはん」の魅力を全国に発信するエグプロ研修班の稲葉麻耶菜さんが出演しました。

稲葉さんら安城農林高校は、エントリー件数3,087件、エントリー校数353校で競われた、高校生によるビジネスプランコンテスト「第9回 創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」で、セミファイナリスト賞を受賞し、さらには、2月に開催された「第9回 高校生ビジネスプラン・グランプリ 特別企画 東海地区ビジネスプラン発表会&表彰式」でオーディエンス賞も受賞しました。

今回受賞に輝いたビジネスプランは、国内に2%しかいないとされる純国産鶏種の鶏岡崎おうはんの卵を使用したプリンを、洋菓子店と共同開発・商品化することで、岡崎おうはんの生産拡大を目指す取り組みです。岡崎おうはんは産肉能力・産卵能力共に優れた鶏ですが、知名度では近隣の名古屋コーチンにはまだ及ばず、岡崎おうはんの卵を使ったプリンの生産で、岡崎おうはんの全国展開を目指しています。

当初は卵アレルギーに対して、抑制効果のある卵を作ることができないかと考えたことがきっかけで、その可能性が竹炭にあるのではと考えた稲葉さんたちは、鶏の飼料・水に竹炭を添加し、竹炭効果で卵質改善(低脂質・低コレステロール化)を行うことができました。この竹炭は、稲葉さんらが自ら竹林整備を行い、炭に加工したものを使用しています。

今回の取り組みを高く評価された安城農林高校エグプロ研修班の皆さんの日々の活動は下記の通りです。ちなみに、エグプロとはエッグプロジェクトの略称とのことです。

活動日:週1日程度 ※大会等がある場合は1か月以上毎日活動
取組内容:竹炭を養鶏業に活用したプロジェクト
研究題目:竹炭効果による卵質向上!~新開発美魔女エッグの流通~

今回開発した「岡崎おうはんプリン」の購入に関しては、安城農林高校のウェブサイトに順次掲載予定です。詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。

●愛知県立安城農林高等学校 anjonorin-h.aichi-c.ed.jp