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Need to know

精神科に特化した訪問看護ステーション「らしさ」

粟生万琴のNeed to know
番組ナビゲーター粟生万琴が、いま知っておきたい旬の話題をピックアップして紹介するコーナーです。

2022年4月2日放送Need to knowゲスト
山下隆之さん(株式会社There is)

テーマ:精神科の訪問看護

長引く新型コロナウイルス感染症などによる社会の変化も重なり、これまで以上にメンタルの不調を訴える方が増えています。精神科への受診や相談に加え、訪問型のメンタルケアサービスへのニーズも高まっていると言います。4月2日放送「粟生万琴のNeed to know」には、そんな精神科に特化した訪問看護事業を手がける株式会社There isの山下隆之さんが出演しました。

山下さんは名古屋市内で医療保険適用の精神科訪問看護ステーション「らしさ」の所長として、スタッフとともに利用者の自宅を日々訪問されています。スタッフは専門的教育を受けた精神看護専門看護師や精神保健福祉士など国家資格保有者で、原則2名の看護師が利用者宅を訪問し、30分から60分の対話を通したオープンダイアローグ(人対人としての関係性を大切にした対話を通じたケア)の手法に準じた看護サービスを提供しています。24時間365日、緊急時に対応できる体制をとり、希望があれば外出や受診などの同行支援サービスなどにも対応しているとのことです。

精神科の病院で看護師として長年働いてきた山下さんは、精神障害を患った方への治療には、対話を通じた関係性のなかでの治療が重要だとし、社会の中で患者さんが自分らしく生き、生活できることをサポートしたいと考え、2020年11月に株式会社There isを立ち上げ、精神科訪問看護ステーション「らしさ」を開設しました。番組で山下さんは、精神科訪問看護の存在やその利用方法、実際にどんなサービスを提供しているのかを少しでも多くの方に知ってもらいたいと訴えました。

訪問看護ステーション「らしさ」の利用の流れやサービス概要、料金体系などの詳しい情報は下記ウェブサイトをご覧ください。

●訪問看護ステーション「らしさ」 thereis-teal.com