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名古屋・星ヶ丘に新拠点誕生︱「クリエイティブガレージ星が丘」が地域の“働く場”を刷新
Nani Cole(ナニコレ)とは
THINK ABOUT THE FUTURE feat. Startup [N] の番組内で、毎月1組に自社商品のPRから企画やイベントなどを告知してもらう情報コーナーです。

2025月10月4日放送Nani Coleゲスト
西脇靖紘さん(lanitech合同会社 代表取締役CEO兼CTO)
名古屋市千種区・星ヶ丘 — 2025年1月、名古屋の星ヶ丘エリアに新たなコワーキング拠点「クリエイティブガレージ星が丘」がグランドオープンした。東京・渋谷を拠点とするlanitech合同会社(代表:西脇靖紘氏)が運営するこの施設は、単なる作業スペースにはとどまらず、「多様に働く人々」を地域に呼び込むハブを目指している。
都市と住宅地の接点で見いだした可能性
代表の西脇氏は、もともと東京に拠点を構えながらも、ライフスタイルの変化を見据えて2年前に名古屋・星ヶ丘へ移住。彼がこの地で感じたのは、街としてのポテンシャルと“見えづらさ”のギャップだ。
星ヶ丘は商業施設、自然、学生の多さなど住環境として非常に魅力的な一方で、「街を動かす人たち」が可視化されにくい地域だという印象を抱いていたという。
そのギャップを埋める拠点として、「住む」と「働く・活動する」が自然につながる場をつくりたい──その思いが「星が丘イノベーションバレー構想」成立のきっかけとなった。
ガレージを改修、24時間対応の拠点へ
オフィスは、かつて星ヶ丘自動車学校が所有していたガレージをリノベーションして設立。駅から徒歩5分程度という利便性も備える。
特筆すべきは「多様に働く」を実現する三層的プログラムの導入。学びの場、実践の場、共創プロジェクトを通じて、利用者がスキルを高め、地域社会へアウトプットできるよう支援する設計だ。
特に、女性の働き方支援、学生とのマッチング、地域プロジェクト参画を重視しており、単なる職場ではなくコミュニティ形成を見据えた設計がなされている。
街の“顔”を見せるためのハブとして
クリエイティブガレージ星が丘は、名前の通り「顔が見えるまち」を創る拠点としての役割を担うことを目指している。
「誰が何をしているのか」が見える街に変えていくため、拠点がつなぎ役となり、プロジェクトが立ち上がる土壌づくりを進めたいという構想だ。
また今後は展示やギャラリー機能を持たせたり、地域イベントとの連携を進めたりする計画も挙げられている。
オープン前には内覧会も行われ、住民や関係者から「居心地よさそう」「24時間使えるのは便利」という声が出るなど、地元にも受け入れられつつある。
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公式情報
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ホームページ:クリエイティブガレージ星が丘
